1.ハマナスの花
作詞:尾崎雄貴
作曲:尾崎雄貴
雨が降って 虹が出來て
綺麗ね はいオワリ
寂しくなって あなたがいて
獨りじゃない はいオワリ
言葉はいつも薄っぺらいよ
僕は勝手に決め付けた
卑屈な顏で自分を笑った
本當は泣きたかったのに
染まりたくないと
止まったままで 吐きだした聲に
君は靜かに頷いた
世界は張り裂けて
僕はここにいる
受け入れることは
染まるのとは違うから
僕が僕で いられたら
どれだけ いいだろうかなんて
嘆くだけの 止まった時間を
拔け出そう
僕らを赤裸々に表現したような
うそ臭いリアルの映畫や小說に
無力感と馬鹿らしさと
共感を感じるんだ
氣付けば僕は一人 傍まで來てよ
君とみつけた場所
一つだけ種を植えよう
步き出して 隨分過ぎて
少し疲れたら あの種に水をやろう
僕が僕でいられたら
君が君でいられたら
僕らに似た色をした小さなばら
ハマナスの花
僕らに絡みつく流行の世界に
強く根を張り 朝露に濡れて
伸び上がって
一つだけ笑いた
世界は廣がって 僕らここにいる
幾千の色が 少しずつ混ざってく
僕は僕でいられるよ
君は君でいられるよ
あの花の色は決して 忘れないから
色あせないよ
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